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相続人不存在

時代が変わると共に、家族の形も大きく変わりました。
一昔前では当たり前のことが、今では当たり前ではなくなっています。
今と昔で大きく違う点は、「不存在」が増えたことでしょう。
では「不存在」とはどういうものか、取り上げます。

不存在とは、亡くなった人に法定相続人がいないことを言います。
一生涯独身だった人・子供や兄弟もおらず、法定相続人に先立たれた人が不存在に該当します。
ただ配偶者がいて子供もおり親兄弟も健在であるにも関わらず、不存在になるケースがあります。
相続放棄です。
被相続人に資産がなく莫大な借金を抱えていた場合、相続人達は相続放棄をして借金の支払いから免れます。
仮に被相続人の兄弟に子供がいたとしても、相続放棄をすれば代襲相続はできません。
しかし相続人が不存在になったとは言え、財産をそのまま放置することは不可能です。
相続人不存在の被相続人の財産を管理するには、相続財産管理人の選任から始めます。
相続財産管理に選ばれるのは、利害関係者にあった人物です。
相続財産管理に専任されると、官報で公告されます。
相続人がいないとは言え、何処かで隠れているかもしれません。
官報の公告は相続人がいれば名乗り出てくるように、促すためでもあります。
6ヶ月以上経っても相続人が現れなければ、相続人不存在が確定します。
相続人不存在が決まれば、特別縁故者が相続財産を受け継ぐことになります。
特別縁故者とは読んで時の如く、被相続人と特別に縁故があった人です。
血の繋がりがない親友でも、兄弟同然に仲良く過ごしていたのなら親友が特別縁故者になります。
他にも内縁の夫や妻・養子・被相続人の療養介護に努めていた人も、特別縁故者となります。
では特別縁故者として相続財産を引き継いだら、借金の支払いも背負わなければならないのでしょうか。
答えはズバリ「NO」です。
例え財産がなく借金しかのこされていなかったとしても、借金の返済をする必要はありません。