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相続放棄をした時の相続税

相続放棄をした場合、最初から相続人ではないことになるので、相続税は一切かかりません。
ただし相続放棄をしたからとはいえ、申告が不必要になる訳ではないので要注意です。
そこで相続放棄をした場合の、申告について考えてみましょう。

相続税の申告には色々な書類が必要になりますが、中でも重要な書類となるのが申告書です。
申告書単体の入手方法は難しくなく、税務署から送られてきます。
そもそも税務署側は何処の誰が相続税の申告が必要になるかどうかは、ある程度把握しています。
ただし相続税の申告が必要になる人全員に、申告書が送付される訳ではありません。
時には申告が必要であるにも関わらず、送付されないケースもあります。
もし相続税の申告書が届かなかった場合、税務署に直接赴き申告書を入手しましょう。
相続税の申告書は、全部合わせて16枚にも及びます。
ただ16枚全て記入しなければならないという訳ではなく、必要な分だけ構いません。
例えば相続人に未成年者や障がい者がいない場合、第6表「未成年者控除額・障害者控除額の計算書」の記入は不要です。
ただ相続税の申告書の中に、相続放棄に関する申告書は1枚もありません。
では相続放棄をすれば、相続税の申告は不要になるのでしょうか。
答えはNOです。
そもそも相続税の申告に必要な書類は、申告書だけではありません。
他にも不動産関係書類・被相続人と相続人の身分を証明する書類も必要です。
もし相続人の中で相続放棄をした人がいれば、相続放棄申述証明書の添付も求められます。
相続放棄申述証明書は、家庭裁判所で相続放棄が受理された時に発行される証明書を言います。
相続放棄をすれば相続税の支払いは免れるものの、「なぜ相続をしないのか」を税務署に説明しなければならないのです。
相続放棄をしたからとは言え、何もかも全ての手続から解放される訳ではありません。
相続放棄をしたから我関せずの態度を取るのではなく、相続放棄をしたからこそどういう手続が必要になるのかを確認しましょう。